第2宇都宮リハビリテーション病院に関するリハビリテーション情報を頂きましたので、患者さんや学生さんに向けた情報をご紹介したいと思います。
病院概要
病院名
第2宇都宮リハビリテーション病院(病院ホームページはこちら)
住所
〒320-0812 栃木県宇都宮市一番町2-11
電話番号
028-666-4880(病院代表)
交通手段
お車でのご来院の場合は東北自動車道 宇都宮IC・鹿沼ICより約30分(駐車場あり)
電車でのご来院の場合はR東北新幹線・宇都宮線「宇都宮駅」西口より徒歩10分
もしくは東部鉄道東部宇都宮線「東武宇都宮駅」東口より徒歩20分
バスでのご来院の場合は「大工町」停留所(関東バス・東野バス:JRバス)下車 徒歩3分
病院周囲の環境
コンビニ・銀行・郵便局など近くにあり
病床数や施設基準
病床数
240床(回復期リハビリテーション病床240床)
リハビリテーションに関する施設基準
疾患別リハビリテーション料
脳血管疾患等リハビリテーション料1
運動器リハビリテーション料1
廃用症候群リハビリテーション料1
回復期リハビリテーション入院基本料
入院料1:2病棟 入院料5:2病棟
病院の特徴
基準としては最も高い回復期リハビリテーション病棟入院料1の基準で運営されています。病棟には専従の医師や理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、社会福祉士、管理栄養士が配置されています。
入院期間中のリハビリテーションは365日毎日提供されているようです。
リハビリテーション情報
リハビリスタッフ数
理学療法士(PT):93名
作業療法士(OT):35名
言語聴覚士(ST):11名
療法士の合計:139名
リハビリテーション部問の理念
「手には技術、頭には知識、患者様には愛を」の基本理念の元、安心安全な医療・リハビリテーションを提供し、地域への貢献を目指しておられます。
2022年9月に新しい病院の新規開設に向けて何事にも積極的に、常に向上していくことを意識されているとのことです。
実施しているリハビリテーションの特徴
2020年10月に療養病棟で新規開設し、「家に帰れる医療療養型病棟」という運営方針のもと、療養患者様の在宅復帰をサポートしてきたとのこと。
現在はすべての病棟を回復期リハビリテーション病棟とされており、療養病棟での経験を最大限に生かし、重症度の高い患者様であっても在宅復帰でき、地域での生活を実現できるよう支援されています。
導入されているリハビリテーション機器
- POPO(免荷式歩行器)
- seca(体組成計)
- IVES(低周波治療器)
- DRIVE(電気刺激装置)
- NM‐F1(電気刺激装置)
- ES‐5000(低周波治療器)
- G-TES(電気刺激装置)
- ジェントルスティム(嚥下訓練用干渉波刺激装置)
- バイタルスティム(嚥下訓練用低周波刺激装置)
- ドライビングシミュレータ(運転応力評価機器)
各種有酸素系マシーン など多彩なリハビリテーション機器が導入されているようです。
疾患別リハビリテーションの比率
脳血管リハビリテーション:35.5%
運動器リハビリテーション:43.0%
廃用症候群リハビリテーション:21.3%
回復期リハビリテーション病棟の情報
実績指数43.45(全国平均37点)
自宅復帰率:92.02%
ほとんどの方が自宅に帰られています。
平均単位数:7.58単位(1単位20分)
おおよそ2時間半のリハビリを毎日提供されています。
取り組み
*栄養サポートチーム
患者様に最適の栄養管理を提供するために、医療チームを構成し、利用補給方法の提案や、病気の回復や合併症の予防に有用な栄養管理方法の提案などを行っているそうです。
*摂食嚥下サポートチーム
口から十分に栄誉を摂ることが難しい、摂食嚥下機能に問題のある患者様に対応されています。嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)も行っておられます。
*その他の取り組み
回復期での経験が少ない看護師さんや看護補助者さんに向けて、リハビリスタッフから毎日介助方法の指導を行っておられ、病院全体で介助技術のスキルアップや患者様の入院生活の質の向上を図っておられるようです。
連携している病院
- 自治医科大学附属病院
- 獨協医科大学病院
22年度PT・OT・STの採用情報
求人数
PT:08名
OT:15名
ST:10名
学生さんへ
若いスタッフが多く、新しいことにどんどん挑戦しているようです。
2022年9月に新病院へ移転するようで、自分たちで一からの職場環境を作っていくことに携わることが経験できそうです。新規立ち上げに興味がある方は問い合わせてみてください。
その他
転院日から毎日リハビリテーションを実施されており、患者様・ご家族様が目指すゴールに向かってスタッフで情報共有しながらリハビリテーションを進めているとのことです。
また、患者様一人一人に合わせてカスタマイズしたリハビリテーションプログラムを組み、医師・看護師・看護補助者・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・社会福祉士・薬剤師・管理栄養士等が協働して集中的なリハビリテーションを提供されておられます。
入院中の相談事や悩み事があった場合は社会福祉士が相談に応じるとのことです。
以上、第2宇都宮リハビリテーション病院様より頂きました情報をもとにまとめさせて頂きました。
自院の情報を載せたい回復期リハビリテーション病棟を有する病院様はお問い合わせフォームよりご連絡ください。