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東北地区の作業療法士養成校一覧と国家試験合格率 2017年度版


作業療法士の養成校(東北地区)選びに欠かせない国家試験の合格率を一挙に紹介します。
皆さんはどの様にして学校を選びますか?作業療法士は国家資格に合格してはじめてプロとして働くことができる。
逆を言えば、国家試験に落ちたらただの人なのである。
楽しい学校生活も重要であるが、最も大切にすべきことは合格率なのである。
合格率を参考に納得のいく学校を選ぼう。
東北地区は14校の学校の生徒が国家試験を受験した。
東北地区の平均合格率は83%であった。全国平均を上回った学校は8校で57%の学校であった。
ちなみに合格率の全国平均は83%である。

国家試験合格率 学校名

100% 山形県立保健医療大学 保健医療学部
100% 秋田大学 医学部保健学科
96% 東北福祉大学 健康科学部
95% 郡山健康科学専門学校
95% 弘前大学 医学部保健学科
92% 山形医療技術専門学校
87% 東北メディカル学院
85% 仙台リハビリテーション専門学校
77% 岩手リハビリテーション学院
76% 仙台保健福祉専門学校
75% 仙台青葉学院短期大学
73% 東北文化学園大学 医療福祉学部
64% 弘前医療福祉大学 保健学部医療技術学科
54% 東北保健医療専門学校

この資料は厚生労働省発表の実績を基に作成しております。

東北地区で100%の国家試験合格率を達成したのは国公立の大学でした。
大学の第1位は山形県立大学、第2位は秋田大学、第3位は東北福祉大学でした。
専門学校の第1位は郡山健康科学専門学校、第2位は山形医療技術専門学校、第3位は東北メディカル学院でした。

東北地区の養成校に進学後の就職について

東北地区の養成校に進学したからといって東北地区で就職しなければいけないということはありません。
関東地区は回復期リハビリテーション病院が増えて来ており、就職先がかなり充実しています。
さらに、全国的に作業療法士は不足している病院が多く、現段階では関東はもとより東海地区、関西地区のいずれも作業療法士の売り手市場となっています。
給与に関しては25万円から30万円程度が最も多い状態です。
病院よりも介護分野での給与の方が若干高い状況です。
就職に関しては一般企業と同様になるべく早く活動を開始することが重要となります。
できることであれば、8月前後より活動を開始するのがベストです。
特に公務員に関しては募集期間が早くなっております。
作業療法士を志したら、国家試験合格率が高い学校へ進学し最終学年ではなるべく早く就職活動に取り組みましょう。