リハビリのセラピスト(理学療法士・作業療法士)からリハビリシューズを用意して持ってきて下さい。と言われても、リハビリシューズ?何それ?そもそも何処に売ってるの?どうやって選んだら良いの?と困ってしまいますよね。
そんなお悩みを解決いたします。
リハビリシューズの選び方
①リハビリシューズとは
リハビリする上で安全な機能があり、履きやすい靴がリハビリシューズと言われている。主に病院内で使用する靴ですね。
②安全な機能
1.かかとを包む部分が硬くなっている
かかとの部分に硬さがないとかかとが左右にズレてしまい、歩くのが不安定になりやすいんです。こける危険性を回避するためにかかとの が硬いシューズを選びましょう。
2.靴を曲げると親ゆびの付け根で曲がる
歩くときに足の部分で反るのは親ゆびの付け根です。親ゆびの付け根が反ることで歩幅が大きくなり、地面をしっかり蹴ることができる。
親指の付け根が曲がらないと歩幅が狭く、ゆっくりしか歩けなくなる。また、それでも早く歩こうとするとバランスを崩しやすくなるので、時にこけてしまいます。
買う前に靴を反らせてみて曲がりやすさや曲がる部分の確認を行いましょう。
3.はきやすい靴
マジックテープで止めるタイプ
マジックテープで止めるタイプは取り外しがとにかく簡単。
片手でも操作ができるので、杖を使っている人や片麻痺のある方にもおすすめです。
操作が簡単で、しっかりと締め付けもできるので私はこちらのマジックで止めるタイプをおすすめすることが多いです。履いた方のほとんどがしっくりくると好評を頂き、今のところこちらのタイプを選んだ方で、「失敗した。」と言った方はいないですね。
余談ですが、ベルクロになっている部分は交換が可能ですので、ベルクロが弱くなってきたら買い替えではなくベルクロ交換だけで済むのでめちゃくちゃ経済的です。
ジップアップタイプで締めるタイプ
ジップアップのタイプも片手で簡単に操作できます。こちらも片麻痺があってもスッとはくことができます。引っ張るだけなのでめちゃくちゃ簡単。
私としては、「ジップアップタイプもいいなぁ。」と思っているのですが、ジップアップタイプはなぜか種類があまりないのが現状です。自分に合った柄や色があればこちらを選択するのも良いと思います。
一つだけ注意点があります。
むくみがある方は横幅の調節ができないジップアップタイプはやめておいたほうがいいでしょう。
サイズの測り方
靴のサイズを測る時間帯
ずばり!!
サイズを測るのは夕方です。
足は朝が一番スリムで夕方はむくんでしまいます。
夕方になるとなんとなく靴が窮屈に感じるのはこのためなんですよ。
ですから靴のサイズを測るのは夕方に測りましょう。
むくみがひどい場合やむくみが夕方以外に出る場合は、むくみが一番ひどい時に合わせて買うのがベスト!!
ある程度なら靴のベルトで締めることができるので、やや大きく感じても問題はないですよ!!
3つの計測する部位
計測する部位はたった3つだけ。めちゃくちゃ簡単。
でも、これを怠るとサイズが合わない靴が届いてしまうのでここめっちゃ大事。
- 足長
ポイントはかかとから足先までの一番長い部分を測る。 - 足囲
ポイントは指の付け根で一番横に出っ張っている部分を測る - 足幅
真上から見て一番幅が広い部分を測る
購入サイズ一覧
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インターネットで購入
検索ワード
「リハビリシューズ」もしくは「介護靴」
メリット
・買いに行く手間が省ける。
・買いやすい。
・色々なデザインを選ぶことができる。
・ポイントがつく。
デメリット
質感を確認することができない。
おすすめ
長年リハビリの世界で色々とリハビリシューズを見てきた経験から機能・履きやすさが抜群のリビリシューズをご紹介します。
介護ショップで購入する
意外と近くにあるので調べてみてください。
調べ方が分からない?
介護ショップの調べ方
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- 調べたい地名と介護ショップと打ち込んで検索する
例:足立区 介護ショップ