理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が1年で辞めるのはアリ？

病院に就職したはいいのだが、思っていた職場では無い…こんなことはよくある話だ。

そして、この記事を読んでいる読者は「辞めたいけど、1年で辞めたら今後のキャリアに影響があるのでは無いか？」「せっかく就職したのにすぐ辞めたら何を言われるか…。」なんて思っているのでは無いでしょうか？

1年で辞めるってめちゃくちゃ不安ですよね。

管理人のshinは10年以上採用に関わってきたので1年で辞めて就職試験を受けにきた方と沢山出会ってきた。その経験をふまえてリアルなお話しをしていきますね。

1年で辞めて良いのか？

安心して辞めてください。1回辞めただけで理学療法士としてのキャリアに傷が付くことはありません。これは断言できます。

きちんと辞める理由が明確で、採用する側が納得できる理由ならそんなに採用に影響はしません。

それよりもその人物は勤勉に働いてくれるのか？学ぶ姿勢はあるのか？の方が大切です。

つまり頑張って良いセラピストになって病院に貢献しようとする姿勢を見ています。

そして、その姿が見て取れれば迷わず採用します。

人生1度の転職で失敗することはありません。

これはほんまです。私は2年目で1度転職しましたが100名を超えるリハビリテーション部の部長になることが出来ました。

ねっ。関係ないでしょ。

先程も書いた様に退職理由に筋が通っていれば、1度の早期退職では影響がありません。では新卒者採用と比べた場合に有利なのか？不利なのか？を考えていきましょう。

はっきり言って1年目の方が有利です。

新卒者の採用に関しては国家試験に落ちるリスクを常に抱えています。これまでも国家試験の合格を逃して予定採用数を下回ったことは何度となくありました。

少なくとも1年目の方はこのリスクがないので、安心して採用することが出来ます。また、新人教育に関しても1から行う必要が有りません。更には新卒者は登録して患者さんにリハビリテーションを提供できるようになるまで実質５月以降からとなる。また、半年ほどかけて他のスタッフと同じだけの単位算定となる。

つまり新卒者よりも1年目のセラピストを採用する方がリスクが低く、経営面での貢献も大きいのだ。

やる気が湧いてこない職場・ハラスメントが横行する職場・ブラックな職場・やりたいことを我慢しないといけない職場でまだ働きますか？

無駄な時間を過ごすことになると私は思います。

私なら自分が成長できる職場にとっとと転職してしまいます。あなたが成長することこそ良いセラピストになることで、人生を豊かにすることに繋がると思います。

成長できない環境とはとっととおさらばして、あなたがのびのびと成長できる環境に飛び込んで下さい。

転職ではなるべく多くの情報を集めるにかぎります。多くの候補を挙げて、徹底的に調べましょう。リハビリテーション部のトップの名前が分かればSNSを駆使して調べまくりましょう。特に今トップをしている方ならfacebookをやっている方も多いので、Facebookもチェックして下さい。

そして、就職の候補先は母校で調べるのもおすすめします。

もう一つおすすめなのは複数の紹介会社に登録しておくことである。病院あるあるを暴露すると、病院では複数の紹介会社から紹介を受けることは本当に稀で、大概は１つの紹介会社から紹介を受けている。なので紹介会社によって持っている求人が違うということが起こっています。

これらの理由から複数の紹介会社に登録することをおすすめします。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士1年目で辞めてもキャリアには何も影響が無い。自分が成長できる環境で思いっきりリハビリテーションを学び、成長することをおすすめします。
人生一回こっきりなんで、納得のいく職場で存分に働きましょう！！
では、良い就職を！！