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回復期リハビリテーション病棟の定義
回復期リハビリテーション病棟は平成12年(2000年)に誕生した。
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患又は大腿骨頸部骨折等の患者に対して、ADL能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションプログラムを医師、看護婦、理学療法士、作業療法士等が共同で作成し、これに基づくリハビリテーションを集中的に行うための病棟であり、回復期リハビリテーションを要する状態の患者が常時80%以上入院している病棟を言う。
診療報酬で定義されるリハビリテーション
リハビリテーションは、患者の身体機能の向上のみを目的とするものではなく、患者の日常生活の活動性を高め、もって自立を促すことを目的とするものであり、漫然と実施するのではなく、期間及び到達目標を定め、計画的に実施すべきものである。
診療報酬における急性期・回復期・維持期の リハビリテーションの位置付け
医療保険においては、急性期及び回復期の状態に対応し、主として身体機能の早期改善を目指したリハビリテーションを行ない、他方、介護保険においては、維持期の状態に対応し、主として身体機能の維持及び生活機能の維持・向上を目指したリハビリテーションを行うものである。
単語から考える回復期リハビリテーション病棟
回復期
病気治癒に向かいつつある期間
リハビリテーション
身体に障害のある人などが、再び社会生活に復帰するための、総合的な治療的訓練。身体的な機能回復訓練のみにとどまらず、精神的、職業的な復帰訓練も含まれる。本来は社会的権利・資格・名誉の回復を意味し、社会復帰・更生・療育の語が当てられる
病棟
病院で、病室のある建物
回復期リハビリテーション病棟を作ったねらい
医療費の削減(日本は平均在院日数が長い。他の先進国の3倍)
→入院期間の短縮
施設入所者数の減少(自宅復帰者の増大)
→自宅復帰のためのリハ医療への期待
回復期リハビリテーション病棟の特徴
急性期病院から医療的処置やADL未自立患者が選択的に入院してくる病棟
入院早期から集中的にリハを提供し、短い期間でADLの自立と在宅復帰を実現する病棟
多くの専門職によりチームが形成される病棟
回復期リハビリテーション病棟で行う事
365日・24時間のケア
寝・食・排泄・清潔の分離
365日・1日9単位のリハ
情報の共有(カンファレンスなど)
在宅復帰支援
回復期リハビリテーション病棟での生活(例)
7:00 起床
7:30 洗顔
8:00 朝食
8:30 歯磨き・着替え
9:00 リハビリ(60分)
10:30 入浴
12:00 食事・摂食の練習
12:30 歯磨き
13:00 リハビリ(60分)
14:30 検査
15:00 自主練習
16:00 リハビリ(60分)
17:00 着替え
17:30 夕食
18:00 歯磨き
20:00 就寝準備
21:00 消灯
まとめ
回復期リハビリテーション病棟の定義や役割、特徴、1日の生活についてご紹介しました。
回復期リハビリテーション病棟では日常生活でできることを一つでも増やす取り組み、自宅へ帰るための取り組みが多く実施されます。