概要
基本的には急性期を中心とした病院であり、救急診療と高度医療の提供に力を入れている。回復期リハビリテーション病棟は急性期を支える病棟であると考えられます。
病床
病床数:380床(回復期リハビリテーション病棟は26床・一般病床354)
回復期リハビリテーション病棟の紹介患者割合:44%
回復期リハビリテーション病棟の紹介患者割合が4.3%なのでほとんどの患者さんは自院の急性期一般病棟からの転棟なので、他院から入院を希望しても入院するのはかなり難しいといえる。
リハビリテーションの施設基準
回復期リハビリテーション病棟1
体制強化加算(病棟に医師・社会福祉士が専門で従事している)
脳血管リハビリテーション料1
運動リハビリテーション料1
呼吸器リハビリテーション料1
心大血管リハビリテーション料1
がん患者リハビリテーション
急性期の病院らしく、色々な病気に対応できるリハビリテーションの基準を有している。
スタッフ数
理学療法士12名
作業療法士8名
言語聴覚士8名
社会福祉士8名
管理栄養士7名
医師122名(リハビリテーション料専門医1名 認定医1名)
急性期を中心とした病院なので、医師の数はかなりいる。回復期リハビリテーション病棟の病床数が26床に対してリハビリテーション科専門医が1名と認定医が1名というのは充分ではないでしょうか。
リハビリの特徴
ガイドラインや最新の知見を取り入れながらリハビリテーションを行っている様です。
作業療法では日常生活をかなり意識したリハビリテーションを提供しているようです。
特殊なリハ機器などの紹介は見当たりませんでした。
リハビリテーションの実績
実績指数54.2点
年間の中央値は41.8点で、高得点をマークしています。
リハビリテーションの時間は1日あたり124分が平均の様です。
入院の入院日数の平均は80.8日とのこと
実績指数はかなり高得点の様です。年間を通しても高い得点となっております。リハビリテーションの時間はほぼ全国平均に近い数値となっています。
立地
R府中駅に隣接しているので、交通の便はかなり良いのではないでしょうか。関西国際空港からも比較的近いので遠方からのお見舞いもしやすいかと思います。
リハビリスタッフの資格取得
- がん患者リハビリテーション料算定セラピスト
- 3学会(日本呼吸器、胸部外科、麻酔科学会)合同呼吸療法認定士
- 福祉用具プランナー
- 医療従事者向け認知症対応力向上研修終了
- AMPS(Asessment of Motor and Process Skills)認定評価者
- A-one(The ADL-focused Occupation-based Neurobehavioral Evaluation )認定評価者
- 園芸療法士
- 介護支援専門員
- 介護福祉士
- 心臓リハビリテーション指導士
- 脳卒中認定理学療法士
- 運動器認定理学療法士
- がんプロフェッショナル養成基盤終了
- 福祉住環境コーディネーター2級
退院後のリハビリテーション
訪問リハビリテーション
通所リハビリテーション
まとめ
急性期を中心とした病院で、急性期を支えるために回復期リハビリテーション病棟があると考えられます。
このため、他院からの転院での入院は困難であると考えられます。
リハビリテーションに関してはガイドラインを重視したリハビリテーションが実施されています。また、様々な資格取得をする文化もある病院でスタッフのモチベーションも高いのではないかと推察されます。