ダイエット中の飲酒はいけないのか?とっても気になりませんか?
今回はダイエット中の飲酒について解説していきます。
ダイエット中の飲酒はダメか?
結論:ダメではないがやめた方がいい。
やめた方がいい理由
理由①
びっくりするかもしれないが、ビール・日本酒・ワインは思っている以上に糖質が含まれている。ビール350mlを飲むと約11gの糖質が含まれている。日本酒1合で6.5gの糖質が含まれる。赤ワイン1本で11gで白ワインなら15g、ロゼなると30gとなる。結構たくさんの糖質が含まれていることがお分かり頂けるかと思います。
糖質制限中は50g以下の糖質にすることがすすめられめいるので、ビール3本飲んでしまえば残り27gしか炭水化物を食べることができません。
27gの糖質って…
茶碗1杯のご飯で糖質は55gなんで、茶碗半分の量しか食べることが出来ない。しかも糖質は他のおかずなんかにも含まれているので、実質お米は食べることが出来なくなります。
「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」(文部科学省)
お酒100gに含まれる糖質量
赤ワイン:1.5g
白ワイン:2.0g
日本酒:3.6~4.5g
ビール:3.1~4.6g
理由②
糖質制限を行っていると脂肪を分解してエネルギーを作るんだけど、この分解しているのが肝臓なんですよね。
もうお気づきの方もいると思いますが、肝臓はアルコールを分解しています。しかもアルコールを分解する事は身体にとってはとても重要なことで優先して行われます。
なので、アルコール分解が必要であれば脂肪の分解は後回しになってしまいます。というか脂肪の分解が抑えられた状態になってしまいます。
脂肪の分解という点とエネルギーを作るという視点から見て飲酒というのはあまり良くないと言えます。
ダメでは無い理由
蒸留酒いわゆるウイスキーや焼酎は糖質が0なので糖質の摂取で考えると全く問題がない。
飲みすぎて肝臓の働きがアルコール分解で手一杯にならないようにだけすれば、飲んでも大きな影響はない。
どれぐらいなら飲んでも大丈夫なのか?
1日の飲酒量の適量はアルコール量は20g
ウイスキーだと60ml 142kcal
ビールだと540ml 216kcal
日本酒だと180ml 196kcal
赤ワインだと220ml 161kcal
本格焼酎だと70ml 102kcal
つまり他のお酒と比べるとウィスキーのカロリーは低め。カロリー自体は焼酎が一番低いですが、それでもビールや日本酒と比べると低いことがわかりますよね。
ウイスキーの60mlは、ハイボールに置き換えるとだいたい1.5〜2杯。そう考えると、やはりビール(540ml)に比べてウイスキーはカロリーが控えめですね。
ウィスキーは糖質ゼロ
ウィスキーを含む全ての蒸留酒は糖質ゼロです。これは発酵したお酒を蒸留する過程で糖質などの成分が取り除かれるため。このことから、糖質制限をしているヘルシー志向の方も手を伸ばしやすいお酒として人気を集めています。
つまりウィスキーはカロリーも低く糖質もゼロで、ついでに痛風などの病気を引き起こす原因となるプリン体も含まないので、とってもヘルシーなお酒といえます。
注意点として飲酒は人の理性を揺るがしてしまうことも多々ある。ついつい糖質を摂りすぎてしまった😫とならない注意は必要そうだ。